ちきりんさんの、なぜアフリカは発展しないのかという2005年の記事を読みました。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20050406
最後のフロンティアということで世界中の企業が参入・投資し始めている
という点ではこの10年、特にここ最近ぐんぐん変わっているけど、
”開発援助したい人の遊び場みたいになっている気がする”
というのは共感する部分もあり、だからこそ自分も含めて
アフリカに関わる人がいつも気に留めておかないと、と感じます！
自己陶酔しやすい業界だと思うので、キケンです。
とはいえ、なぜ発展しないのか？を確信して
ふさわしい解決策を実行できている人が今現在ほとんどいないからといって
歴史を学び分析して実践する中でしか見えてこないとも思うので、
やっぱり今できること、効果があると思う事をするしかないとも思っています。
熱い思いと冷静な分析力。難しいけど両方大事です・・
ここ最近、なぜアフリカが発展しないのかについて私なりに考えていて、
植民地時代＆独裁政権を経た国はその間の数世代にわたって
創造性や仕事を通じたチャレンジをする場所が奪わてしまい
それで国民の自発性や能力が減衰したことが大きいのではと
現地の方と仕事をするなかで感じています。
この推測が合っているのか、それとももっと他に原因があるのか
これまで読んだ本を見なおしたり、他にだれか考察した人がいないか
などなど調べているところです。
アフリカと接点がなければ関わりをもたず日本で一生を終えればすむのですが、
一緒に過ごした友人やお世話になった人がいる場所となれば
切り離した生活をするほうが不自然な感じ、というかできないかなあ。
地元の友達がものすごく困ってるから自分にも何かできないかという感じで
関わりはじめただけなのですが、課題解決は途方に暮れそうな道のりっぽい・・
こういうときに、研究者って大切な存在だなと思います。
実務で関わっていると日々の忙しさ、目の前の業務にとらわれがちで
そもそも、について立ち止まることを忘れがちなので！
何かおすすめの論文などご存知の方がいたら、ぜひ教えてください＊
はじめまして。最近アフリカについて興味を持っています。このブログやTwitterを見て刺激を受けました。先日初めてアフリカについて読んだ本で、「僕らのアフリカに戦争がなくならないのはなぜ？」を読みました。横山さんのおっしゃる通り、かつての米、欧州の植民地支配の名残といいうものがアフリカの発展に影響していることが書かれていました。アフリカの人々が今より豊かになるために、何を1番初めにすればいいのでしょうか? 教育をすれば人材が育つからまずは教育！と思いましたが、現地の人々の教育の意識が低いことや、学校に通わせるためのお金がないなど、そう考えるとまずは、アフリカの人々の生活を豊かにしなければいけないと思いました。しかしモノカルチャー経済が強いため、収入も増えないし、、、などなかなかはっきりした解決策が分かりません。日本の私たちは何もアフリカの貧困とは関係ないと思っていましたが、大量生産大量消費が当たり前になっている私たちは、まったく関係ないとは言えないし、むしろアフリカ発展の妨げになっていると思います。支援する側が自己陶酔しないために私たち1人1人も何かできれば、、、と日々考えるばかりです。まだまだ私は知識が足りないので本当にお見苦しいコメントすみません。本や論文を読んで、もっとますますアフリカについて知りたいと思いました。これからもブログの配信楽しみにしてますm(_ _)m！