MONSOON JAPANではナノフランチャイズとフェアトレードの2つの事業を通じ”アフリカに仕事を創る”ために日々取り組んでいます。その大切な資金源はというと、会社員時代に貯めた資本金の他に、中小企業庁の助成金3回、融資2回のほかクラウドファンディングのREADYFOR!を通じてなど、日々、次々に必要となる資金の調達に奔走しながら事業を回しています。
そんななか、強力な助っ人となってくれているのがJICAによるABEイニシアティブ(アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ)を通じて日本の大学院の修士課程に2年間留学中のアフリカ人研修生たち!そうです、経営は人です! 昨年、今年とマラウイ、ケニア、タンザニア、エチオピア、ルワンダ、南アフリカ、モロッコから6回にわたり、計16名の研修生にインターンとして事業に参画してもらいました。
クールビズスタイルなので分かりにくいですが、インターン生といっても彼らはアフリカの民間・政府・教育分野での将来の超有望人材。MONSOON JAPANで受け入れた方々は、自国の政府機関や民間企業などで10年~20年の経験がある方が多く、国だけでなく民族や地域によっても異なるアフリカの政治やビジネスについてその内側から実状を教えていただき、事業への具体的なアドバイスをいただいたり有力者を紹介していただいたりと、非常に助かり、そして勉強させて頂きました!
1週間ほど朝から晩まで時間をともにしていると、他のインターン生との関わり合いの中で見えてくるそれぞれのキャラクターや考え方、人付き合いの仕方、まじめなのか大胆なのか、協調派なのかいじられ役なのかカリスマタイプなのか、そしてそこから仕事に対するスタンスや取り組み方など様々なことが見えてきます。そして皆さん本っ当に勉強家です!!
一人ひとり違うアフリカの人々のまた新たな一面を知れた!と思える一方で、知れば知るほど日本人と一緒だなあと思う部分もあり、非常に刺激的で充実した日々なのです。帰国後はそれぞれ別の国へと戻る彼らとこれからもよい関係を築いてゆき、10年後、20年後には国境を越えてそれぞれの立場から協力しあってアフリカ全体を盛り上げていけるんだ!これぞMONSOON JAPANを立ち上げた信念に通じる道!と考えるだけで胸が高鳴ります!!
休憩時間も、マラウイとケニアとルワンダにおける現代の暮らしの違い、部族慣習がどのくらい残っているか、政治家と部族長どちらが力があるのか、から奥さんは複数持てるのか&持ちたいか?、最近のうわさなどなど話はつきません。国で分かれて議論したと思えば、こんどは公務員とサラリーマンで別れて仕事の課題や働くスタンスの違いで盛り上がります。 笑
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