雇用と衛生の課題を解決するためのナノ・フランチャイズ事業

前回のブログに書いたマラウイの”雇用”と”衛生”の課題を同時に解決するため、MONSOON JAPANでは、『ナノ(nano)フランチャイズ』によって衛生改善商品を普及しています。

 

各家庭で衛生的に暮らせるよう、ネズミ取り、ハエ取り紙、ゴキブリ捕獲器を国の隅々まで届けます!

現地の方はねずみやハエの対策をする意識がないわけではありません。けれど、安価で簡単かつ安全に行える駆除方法がマラウイにはありません。

 

マラウイでは都市部の家でもネズミ対策のために屋根裏にネコを離すのが一般的。けれど、これだけでは効果が限られているという声を多く聞きます

 

そこでネズミ取り、ハエ取り紙、ゴキブリ捕獲器をキオスクや露店、スーパーマーケットへ普及させ、また都市や農村の貧しい地域の人々の中から販売の担い手を見つけ、育てる『ナノフランチャイズ』によって、これまで流通経路から外れ、サービスが行き届かなかった人々にも商品を届けるべく活動を進めています。

 

 

低所得者層の雇用と自立を促す仕組み、『ナノフランチャイズ』で雇用拡大へ!

MONSOON JAPANでは、公文やヤクルトなどが途上国の低所得者層向けに行っているマイクロフランチャイズのハードルを限界まで下げ、より多くの人がチャレンジできるナノレベルの仕組みを『ナノフランチャイズ(Nano Franchise)』と名付けました。

 

 

ナノフランチャイジーとなった販売員には、たった1つからでもよいので商品を仕入れて売る実践型トレーニングを通じ、日々の収入を増やし、ビジネス感覚や自発性、創造性を培ってもらいます。

 

子ども達からすらビジネス意欲が伝わってきます!

 

売り方も、友人に売る、歩いて売る、自転車で売る、バスで遠くまで売る、他の店に卸すなど、家庭の主婦や若者、農閑期に仕事をしたい方、誰もがそれぞれの生活になじむ方法で参加できるのが特徴。販売員自らが流通経路を開拓する点で、大企業にはできない私達ならではのきめ細かさを発揮できます。

 

 

これまでは衛生観念が低かった人も、収入目当てに販売員としてお客さんにネズミ取り等を売り歩くうちに、衛生面に気をつかう都会の人々の生活を目にし、あこがれから真似をする人が増えるかもしれません。こうして、国全体の衛生意識の底上げをはかります!→→ 「ニーズや競合品、将来展望」につづく

 

 

 

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