出張ふたたび(後編) -まるまるマラウイ-

マラウイで地域おこしに携わっていた2008~2010年のブログ ”まるまるマラウイ~素顔のアフリカ~” のリバイバルシリーズをお届けしています。

ネガティブなイメージの強いアフリカの明るい面を伝えるとともに、初心を思い出して今に活かすという意味も込めて・・・♪

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出張ふたたび(後編)

2009/03/17(火)

 

●クンボ・オイル・グループ

【生産品】ひまわり油、モリンガパウダー、バオバブジャムなど
【活動開始年】1997年
【オボップ参加年】2006年
【オボップ参加のきっかけ】
・家計向上のため
・地域発展、貧困削減のため

【人員構成】160名(うち女性75%)
【地元での販路】工場での直接販売、個人的な販売
【参加後の変化】
・収益が参加前の1.76倍に
・商品のバオバブジャム、バオバブオイルを子どもにも食べさせるので健康状態が向上した
・近所の孤児を学校に行かせてあげられるようになった

【今後の目標】
・他にもいる孤児たちを学校に行かせてやりたい
・もっと大きな工場を持ちたい


モリンガの木の葉っぱを乾燥させる作業


彼女は孤児だったが、このグループのおかげで学校でビジネスを学ぶ事ができ、今はビジネス担当としてメンバーの一員


壁には“Work like a slave, Live like a king.”の張り紙


事務所として使っている小屋には常に製品をディスプレイしているところが、さすが


届けた売り上げグラフに真剣に見入っていた。このグループはとてもビジネス感覚が強いので、下手をすると支援側がなめられるくらい。しっかりと付き合わねば・・・
●クンテンブウェ・シンジロー・グループ

【生産品】落花生、落花生パウダー
【活動開始年】2003年
【オボップ参加年】2004年
【オボップ参加のきっかけ】
・充分な収入を得るため
・マラウイの地域の生活を発展させるため

【人員構成】13名(うち女性85%)
【地元での販路】スーパーマーケット、直接販売など
【参加後の変化】
・収益が参加前の1.69倍に
・石鹸や砂糖、薬を買えるようになった
・充分な食べ物を買えるようになった
・子どもを中高等学校に行かせられる人もでてきた

【今後の目標】
・落花生油を生産したい
・自宅の屋根を草ぶきから金属製に変えたい
・グループのユニフォームが欲しい


前列、左から2人目がリーダー


メンバーの子ども。自分だってちっちゃいのに、がんばるね~

★おまけ★


マラウイの田中邦衛。似てない!?
北の国からのあの人ですっ


泊まったBlantyre Hotel の受付嬢。こっちの人は、靴、バッグまで全身同色コーディネートの人が多い。全身レッド、全身ピンク、とか。日本人にはハードル高いな~


部屋はこんなかんじ


ダニもいなくて快適でした!


夜のマーケット。炎に揺らめくのはジャガイモ、ニンジンなのに、なぜかちょっと神秘的

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