マラウイの衛生実態と商品ニーズ Vol.3: ゴキブリがいて不衛生のレベル感

ゴキブリ捕獲器の方は、1週間でこれだけの数がかかるお宅も。子ゴキブリも多くどんどん繁殖している様子です・・

 

 

首都近郊のこちらのお宅から、使い方をわかりやすくデモンストレーション。

みるみるうちに近所の子どもたちまで集まってきました。

 

 

一番悩まされているのは、寝室のベッドの裏に集まるゴキブリとのこと。不衛生なだけでなくストレスも大きいようなので、解決してあげたいところ

 

一週間でこれだけ駆除しましたが、部屋の掃除を徹底したり、ゴキブリの好む薄暗く狭い場所を減らすなどの工夫も必要だと感じました

 

そして次は、同じ村の別のお宅に・・・。

 

 

 

現状について詳しく教えてもらいます

 

こちらのお宅では食器棚に捕獲器をしかけようとコップを持ち上げたその内側にゴキブリがいたので、これは結構いるのではと思っていましたが、やはりわりと捕れました

 

こちらは首都Lilongweの近郊Area36にある、今回訪問した14軒で1、2番目に立派なお宅。

ターゲット顧客として、衛生改善に使えるお金が限られている低所得者等の方を重視していますが、同時に収益を上げていくうえで富裕層へも高価格のセット販売でどんどん売っていくアプローチをとります!

 

どのご家庭も、床や机を見る限りではそれほど不潔な感じはしないのですが、こちらでもゴキブリやネズミに悩まされているとのこと

 

一度言っただけではなかなか分かりづらいようで、隅々まで工夫された日本の商品の使い方、良さをよく説明します!

 

扉を開けた瞬間、サササッと数匹のゴキブリが逃げるのが見えこちらがドギマギする気分でしたが、慣れてしまって気にしてないようです。こんな環境によく住めるな、、と思わずにはいられませんが、これまで幾度となく対策したあげくあきらめてしまっているのが現実のようです

 

一週間でこれだけ捕れました!

 

こちらの家庭以外からも、よく捕れるのでもっと大きいサイズのものが欲しいという要望が出ましたが、商品メーカーによると、これだけ沢山いる家庭では先に毒エサで全体数を減らして2段構えにしなければ繁殖に捕獲が追いつかないそうで、効果的な駆除ステップを検討中です

 

次は首都近郊Area8にある、こちらも立派なお宅。証券会社と銀行にお勤めのご夫婦です。

 

 

ネズミ捕りの方はこの家には今ネズミはいないので、悩んでいた近所のおばちゃん(中)にあげたところ2日で13匹捕れて大喜びしてくれ、ヒアリングにもわざわざ来てくれていました!

 

一週間でとれたゴキブリはこのくらい

 

家庭によって捕獲数はだいぶ異なりましたが、専門家によると今回捕れたゴキブリは日本でも一般的なチャバネゴキブリとクロゴキブリだそうで、取扱い商品がマラウイのゴキブリに適さないということはないようでホッとしました!

購入意欲については、総体意見として価格を考慮しても欲しいという意見が多く、とくにマラウィアンの家庭では極めて効果的でニーズが高い反面、日系・白人家庭では家の建付けが良い、目が肥えていて価格にシビア、などから購入希望価格が低めの結果となりました。今回のモニタリングで商品の効果、そして強いニーズを確信することができたので、さらにこれから事業促進に突き進みたいと思います!

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