ナイジェリア料理@マラウイ -まるまるマラウイ-

マラウイで地域おこしに携わっていた2008~2010年のブログ ”まるまるマラウイ~素顔のアフリカ~” のリバイバルシリーズをお届けしています。

ネガティブなイメージの強いアフリカの明るい面を伝えるとともに、初心を思い出して今に活かすという意味も込めて・・・♪

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ナイジェリア料理@マラウイ

2010/05/02(日)

 

ウガンダから遊びに来てた友達を見送って、オールドタウンへ。

陶芸隊員Rちゃんがキャッサバのシマが食べれるお店に
前から行きたがってたから案内~
ちなみにキャッサバシマには、われらがアンテナショップで買った
キャッサバパウダーを使ってくれてます。





炎天下を歩いて、裏通りのさらに裏へ。
商店の裏の空き地みたいなとこに
看板もなにも出さずにひっそりとたたずむレストラン。
経営はナイジェリア人のおばちゃん。

こんなに見えない隠れ家的お店なのに、
お昼どきには仕立てのいい新品の服着た人とかで満員なのは
やっぱ口コミ?マラウイでも、美味しいお店は売れるみたい。

ただいま10時、そのためシマはまだ用意できてないとのことで
しかたなくライスを注文。がーん。
でも、白ご飯だけじゃなく
トマト風味のライスがあるということで期待大!

5分待って、といわれる。



調理場もけっこう清潔にしてて



これは香草とかスパイスがいろいろ入ったビーフの煮込み。



そしてなぜかシマを作り始める定員たち。
なんだーあるじゃんっ!
やっぱシマ頼みたかった!
でもトマトのライスも気になるからまあいっか。

ちなみにすでに20分経過。
結局どっちにしても時間かかってる。
これは他のよくあるレストランと一緒。



ナイジェリア人店長のおばちゃんが練り具合を指導中。
やっぱりマラウィアンとちょっと顔つきが違うかな。



頼んだチキンも、いちど茹でたものを高温の油でカリッと揚げる。



しかもチキンはローカルチキン(日本でいう地鶏)だし
こないだビーフを食べたときもホックリホロホロ柔らかかったし、
材料にはかなりこだわってる様子。

街なかで食べるとたいていブロイラーチキンで
あんまり美味しくないけど
ローカルチキンは歯ごたえが断然よくて味も濃くておいしい!

あと高温の油でカリッと揚げる、っていうのがポイントで
ほんとにカリッと揚がってて見るからに美味しそう。
簡単なことなのに、他ではなかなか求められないこと。

ここだとポテトを頼んでもきっと美味しいよね、と話す。

運ばれてきました、チキンとトマトごはん。
400クワチャ(240円くらい)。
銀のプレートにのせると食欲わく!



ごはんは生のお米にトマトとスパイス色々を最初に入れて炊き上げた
ピラフな感じで、塩味もうまみもあってほんとに美味しい。
チキンもカリッと揚がっていて中まで塩味がついてて(たぶん塩茹で)
塩かけなくてもちゃんと味がする!
そしてサラダにはマヨネーズまでかかってる!

美味し~~!!
ふたりで超感激!

しかも店員さんは椅子を雑巾で拭いたりまでして
(他ではそんなお店みたことない)
衛生管理もけっこういきとどいてる。
ナイジェリアってすごい!



塩と、たまにぺリぺリ(とうがらし)だけの味付けのマラウイと
香辛料をたっぷり使うナイジェリア。
おなじアフリカでもこんなに違うのか。

やっぱりマラウイは究極の保守派。
それだから平和、と思えるときもあり、でも
だから発展しないんだよ、と思ってしまう時もあり。。。

そして、場合によっては、下手に日本から技術移転するよりも
同じアフリカ同士で南々協力として技術移転したほうが
土台の文化も習慣も似てるし、とれる資源も環境も似てるし
マラウィアンとしても気持ち的に受け入れやすいのでは・・・?
と思う今日この頃。
日本はそのパックアップとかお膳立てをすればいい。

さいごに記念撮影。
横向きショットが最近キテるのか!?
どうやらイケてるらしい。

ピシッとアイロンがかかった洗い立てのユニフォームを着てて
そのへんも他のお店とちょっと違う。
味付け、衛生管理、接客のしかた、雰囲気づくり・・・
彼らがここで学ぶものはきっと大きいと思う。



つぎはいつくるの?って言われたから
キャッサバパウダーの納品がてら
できあがった写真持ってまたおじゃましよっと。

今日、厨房をいろいろ見て思ったけど
もしかしたらハチミツとかモリンガパウダーとか
他にも色々買ってくれるかも。

このレストラン、もっと流行ってほしいです!

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