デリシャス★キャッサバ・シマ -まるまるマラウイ-

マラウイで地域おこしに携わっていた2008~2010年のブログ ”まるまるマラウイ~素顔のアフリカ~” のリバイバルシリーズをお届けしています。

ネガティブなイメージの強いアフリカの明るい面を伝えるとともに、初心を思い出して今に活かすという意味も込めて・・・♪

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デリシャス★キャッサバ・シマ

2009/08/03(月)

 

先日、前から気になっていた
キャッサバ・シマを作ってみました!

マラウイの主食はメイズ(白トウモロコシ)
の粉で作った「シマ」です。
ケニアなどでは「ウガリ」と呼ばれている
このシマにおかずを添えて食べるのですが、
一部の地域では昔からメイズの粉に
コンドウォーレと呼ばれるキャッサバの粉を
混ぜて食べられてきたそうです。

食べたことのある日本人いわく
「お餅みたいで美味しい!!」
との話なのに、首都リロングウェのレストラン
には置いてる所がなく、まだ食べたことのなかった
念願の、シマです。
ちょうどモザンビークから同期の隊員が
遊びに来たので、じゃあ! ということで
キャッサバ・シマづくりに挑戦!

材料はどこでも売っているメイズ粉と
オボップ特製、コンドウォーレです。
1kg120クワチャ(100円くらい)!
安いよ安いよ~!

地元ではメイズ粉ナシのコンドウォーレ100%でも
食べられているそうですが、とりあえず今回は
メイズとコンドウォーレのハーフ&ハーフで。

私が作ってもよかったけど、前に一度ふつうのシマに
トライしてかなり難易度高とわかっていたので
家のウォッチマンに頼んで作ってもらいました!
*材料(2人分)*
・水1200?
・メイズ粉 カップ1杯
・コンドウォーレ カップ1杯
*作り方*
1.水の入った鍋に、メイズ粉を混ぜてとかす
2.中火で煮ながら、木べらでよく練る
3.粉っぽさがなくなったら、コンドウォーレを少しずつ加えていく
4.ねばりけが出てきたらよく練り上げる
5.火を止めて、アツアツのうちに水でぬらしたお玉ですくい、半月型に整えてお皿に盛る


練り上げ中。かなり力が要ります!
そのうえ熱いっ!!

トマトやマスタード(からし菜みたいな野菜)の煮込み
を添えて完成~!
これを手でちぎっておかずを付けて食べます。
うわさに聞いていたとおり、ムオッチモチの食感でした!

次は100%コンドウォーレ・シマに挑戦するぞお~

ちなみに村では、こんな感じで作ります。
↓   ↓

まず、乾燥させたメイズの実を芯からはずす


実の周りの皮をはがすために杵でつく。
そして、うすでひいたり、最近ではお金を払って
ミリング・マシーンでひいてもらったりして粉状に。


さて、いよいよシマづくりです。
お鍋は基本、地面に置いた石3つの上にのせます。


そして、練る、練る、練る!!


上手に半月型に盛りつけます。


おかずには、豆の煮込みだったり


苛性ソーダで柔らかく煮込んだ
オクラ(チェワ語だとテレレ)だったり。。。


いただきまーす!

ちなみにこっちに来たばかりのときは
シマひと塊で満腹、もうムリ!
ってかんじだったのに、今はぺロッと
2個食べられるようになってしまいました。き、、、危険?
それに、週に一回くらい無性にシマが食べたくなることがある。。。
まあ、体が適応してるってこと、だよ、ね?(笑)

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