マラウイで地域おこしに携わっていた2008~2010年のブログ ”まるまるマラウイ~素顔のアフリカ~” のリバイバルシリーズをお届けしています。
ネガティブなイメージの強いアフリカの明るい面を伝えるとともに、初心を思い出して今に活かすという意味も込めて・・・♪
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バオバブ、日本の清涼飲料水産業に進出!?
2010/04/28(水)
どうやらペプシのバオバブ味が出るらしい、と聞いて
見てみたらありました!
http://www.pepsi.co.jp/products/pepsi_baobab_sp.html
そっかー南アのW杯ねらいかあ。
さすがサントリー、そこまでやるとは!
でも日本人には「バオバブ→アフリカ」の連想
すら難しい気がしなくもない?
ペプシは前にもシソ味とかアズキ味とか出してるみたい。
どっちかというと変わりもの系ですね。
オボップ商品でもバオバブが
一番日本人受けしそうな響きだけど、
現実はなかなか難しい・・・
ペプシ・バオバブ味でバオバブブーム到来しないかなぁ!
バオバブの実の中身はこんなんでこのまま食べるんですが
ラムネみたいな味がします。
道端ではこの塊を砂糖で煮詰めて
ピンクに色をつけたおかしを売ってたりもします。
この白い塊の中にはところどころ種があって、種からとったオイルは
その昔ブッシュマンが傷薬とかマラリアの解熱剤とかにしていたそう。
とくに今の時期、サリマとかリウォンデとか南部地域でよくとれます。
この実1個で20~50クワチャ(12~30円)。
そこでちょっと宣伝!
オボップのクンボオイルグループは
この実に水と砂糖とレモンを加えて煮詰めてジャムを作っています。
味はプルーンによく似た甘酸っぱい味でビタミンCたっぷり。
日本では、下北沢にある「アフリカン・フォレスト」という
アフリカ雑貨屋さん( http://africanforest.info/ )
がこのバオバブジャムを扱ってくださってます。
なんとネットでも買えるのですが
お近くの方はぜひ一度訪れてみてください★
下北の駅のすぐ近くで、アフリカの本当に沢山の地域からの
雑貨があふれる素敵なお店でした!
アフリカン・フォレストさんでは他にも
同じクンボオイルグループが作ってるバオバブオイルと
マパンガハニーグループが作ってる蜂蜜も置いて下さっています。
↓ クンボオイルグループのメンバー
グループでは、製品を売った収益で近所の孤児だったこの女の子を
ビジネススクールに行かせてあげることができたのだそうです。
彼女は学校で学んだことを活かして
いまクンボグループの経理を担当しています。
↓ マパンガハニーグループ。
マパンガハニーグループでは
収入がオボップ参加前の1.25倍になって
子供を中学・高校に行かせてあげられるようになったり
必要な量の服や食べ物を買えるようになったりした
メンバーが増えたそうです。
あとは、グループ活動を通じて友人が増えて嬉しい
という声も多く、生きがいづくりにもつながっているようです。
さいごに、マラウイでみられるバオバブの木はこれ。
日本人がイメージするマダガスカルの種類とはちょっと違うのかも?
昔からアフリカ人の暮らしを支えてきた、アフリカの宝物です。
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